2017-09-19
SWEDEN なぜスウェーデン?
スウェーデンは、国のビジョンとして「1世代以内に持続可能な社会」(環境・健康・経済の問題を解決する社会)の実現を掲げています。 経済発展と人口増加を続ける一方で、環境負荷を下げることに成功している世界でも珍しい国の一つです。経済成長率は毎年2-3%成長(pre-corona) 一人あたり名目GDPは日本より上位)しながら、グリーンエネルギーが増え、ゴミ(リサイクル率99%)、気候変動に影響するCO2(マイナス29%/1990年〜2019年)は大幅に減っています。
便利さを失わずに、快適なライフスタイルやビジネスが可能だということを証明しているスウェーデン。日本の経済や環境、社会課題の解決のヒントとなる事例も数多くあります。
スウェーデンとサステナビリティ
- 「1世代以内に持続可能な社会」(環境・健康・経済の問題を解決する社会)を実現するという明確なビジョン
- 2045年までにゼロカーボン社会の実現を目指す(地球温暖化に影響するCO2排出量をゼロに/脱炭素社会)
- 持続可能な開発目標 (SDGs)国際ランキング世界第1位(SDG Index 2016、2017、2018年、2020年)
- 家庭ごみのリサイクル率99%(マテリアルのリサイクル率約50%)
- 電力使用量の約60%がグリーンエネルギーのバイオマス、風力、水力など
- CO2排出量35%減(1990年〜2020年)
- 世界初とされる環境法典(The Swedish Environmental Code)を1999年に施行
- 幼稚園から学ぶサーキュラーエコノミー。子どもや大人向けの環境教育の徹底(環境教育は小学校からの義務教育)
※出典 スウェーデン環境庁、環境省、SDG INDEX、スウェーデン廃棄物教育センター sopornu
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