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2019-08-15

HOW どうやって?

バナナの果実は同じ木には1度しか出てこないと知っていましたか?バナナの収穫時には、次の新たな果実が育つように、古い茎を切らなければなりません。切った茎は1年以内に再生し、新しいバナナが育ちます。

バナナは世界の約125ヶ国で栽培されています。ワンプラネット・ペーパー®は、ザンビアのオーガニックバナナ畑で通常捨てられる茎の繊維に、日本の和紙工場で古紙やFSC®森林認証パルプを加えて、質の高い紙を作っています。バナナ農家は最貧困層のため、果物 + 今までの「廃棄物」を両方販売することによって、収入が上がり、生活の支援になります。

バナナペーパーができるまで

  1.  ザンビア国内のバナナ農家から、オーガニックバナナの茎を買い取る
  2. その茎から、紙の原料となるバナナ繊維を絞り、乾かす (バナナペーパー工場inアフリカ)
  3.  計量、梱包し、日本(和紙の街・越前)へ発送(2017年から船便)
  4. 越前和紙の工場で、バナナ繊維に古紙やFSC®森林認証のパルプと混ぜ合わせ抄造

和紙の風合いのある、美しい紙のできあがり。現在のバナナ繊維の配合率:約5%と約22%。2019年からは、一部洋紙の生産も始まっています。バナナ繊維の配合率:約5%とFSC認定のパルプ約95%。

今後、さらにバナナ繊維を活用できるように技術面、価格面で向上を続けていきます。

 

木は10年〜30年、バナナは1年で再生します。今までの廃棄物は資源になります。

ザンビアでの繊維取り、日本の和紙工場へ。

 

 

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