ご体感いただけるコンテンツについて
スウェーデンの消費者行動に大きな影響を与えている、環境ラベル。社会の中での認知度は90%以上といわれるほど浸透している環境やフェアトレード認証ラベルの仕組みや役割について話を伺う。
デザイン戦略会社によるブランディングとコミュニケーションについての講演。「Purpose-Driven Companyパーパスドリブンカンパニー」であることが重視されるスウェーデン社会において、サステナビリティをどう伝えるかを学ぶ。
全国展開のスーパーチェーンの店舗を見学。フェアトレードや環境認証ラベルの商品、容器包装、資源循環の仕組み、食品ロス削減、働く人への健康配慮、コミュニケーションを通した消費者教育など、店舗における取り組みを紹介。
職場や学校、家庭などでコーヒーと甘いものを食べながら人々が交流をする「フィーカ」文化を体験。スウェーデンでは、仕事やプライベートでの悩みごと、アイデア、気になっていることなどをより気軽に話すことができるフィーかタイムは、日常での欠かせない文化となっている。
DAY1 | スウェーデン・ストックホルム市 |
・スウェーデン概要レクチャー(全プラン共通) ・FIKA文化体験 |
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DAY2 | スウェーデン・ストックホルム市 |
・サーキュラーウォーク (循環型社会の取り組み見学:全プラン共通) ・認証機関による講演 |
DAY3 | スウェーデン・ストックホルム市 |
・コンビニエンスストア見学 ・コミュニケーション・ブランディング会社 による講演 |
DAY4 | スウェーデン・マルメ市 |
・サステナブル再開発地区見学 ・スーパーマーケット見学(全プラン共通) |
DAY5 | スウェーデン・マルメ市 | ・ワークショップ(全プラン共通) |
訪問都市について
スウェーデンの首都、ストックホルム市。全体の人口は約200万人(中心100万人)です。「Stock」(丸太)と「Holm」(島)の意味を持つストックホルムは海と湖のちょうど間に浮かぶ街です。全体の人口は約200万人(中心100万人)です。旧市街の国王の城 、世界初の野外博物館、野生動物も生息する世界初の首都内国立公園、国連初の環境サミット、ヨー ロッパ最大のLGBTQプライドパレード、そしてスウェーデンの環境革命が起きた多様性の街です。
北欧最大の街、スウェーデンの首都ストックホルムの愛称は「北欧のベネツィア」です。面積の約3分の1が水、3分の1が緑で、14の島からなる「世界で最も美しい首都の一つ」だと言われています。日本のアニメの「魔女の宅急便」のモデルになった美しい旧市街、Gamla Stan(ガムラスタン)は、まさに中世にタイムスリップしたような感覚になります。
ノーベル賞の受賞式はスウェーデンで生まれました。毎年、ストックホルム市庁舎にノーベル賞受賞者が招かれ、晩餐会やパーティを開催し受賞を祝福します。ストックホルムは、歌手のABBA(アバ)、Avicii(アヴィーチー)、Icona Pop(アイコナ・ポップ)、テニスレジェンドのBjörn Borg(ビョルン・ボルグ)の出身地としても知られています。
ストックホルムでは、1200年代以降経済の中心地となっていることから、「スカンディナビアの首都」と言われています。1972年に国連初の環境会議(地球サミット1)がストックホルムで開催され、1980年代には、The Natural Step(ザ・ナチュラルステップ)で提唱された、環境に正しい科学的な「原理原則」もこの街で生まれました。そして、2015年には、今や誰しもが知るSDGs(持続可能な開発目標)のカラフルなロゴやアイコンのデザインもここで生まれました。
世界で最もグローバルで多様な文化を持つ都市の一つ、マルメ市。街のスローガンは「多様性・出会い・可能性」。また約36万人(’22年)の人口のうち、4割が29歳以下という特徴もあります。1990年代にサステナブルな街のリーダーになることを目指してからは、市内のバスをすべて化石燃料ゼロにするなど、徹底した取り組みが進んでいます。2006年にはスウェーデン初のフェアトレードシティに認定され、2010年にはEU初のカーボンニュートラル地区を実現しました。2030年までに街全体を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指してさらなる取り組みを進めています。
マルメ市の港エリアにあるウェスタン・ハーバーは、かつて造船などの重工業で栄えた街でした。 1990年代はじめに衰退してから、市民を含めた議論で決定したのは「教育と環境の街」として再 開発すること。石油、石炭、都市ガス、原発を一切使わないカーボンニュートラルの街を実現しました。街の中には海を楽しむビーチやデッキ、広大なドッグラン、生物多様性を支える公園などがあり、人と環境が共生するまちづくりの可能性を実感することができます。
移民の受け入れを積極的に行うスウェーデンですが、中でもマルメ市は186の国から集まる人々が 住む、人種や文化の多様性が豊かな街で、人口の3人に一人が外国生まれとされています。異なる 文化の人々が社会に馴染み、生活できるために、誰もが参加できるスポーツイベントや行政サービスのサポート支援など、コミュニティ強化の取り組みに注力しています。
マルメ市やルンド市が位置するスウェーデンの南部とコペンハーゲンを含めたエリアは、「グレー ター・コペンハーゲン」と呼ばれており、欧州のサステナビリティハブとして注目を集めています。本エリアでは400万以上の人々、17の大学、85の行政が存在し、協働を通じた経済、サステナビリティ、そしてイノベーションにおけるソリューションを生み出しています。
サステナブルな宿泊と交通
世界初環境ラベル(スワンラベル)認定のホテルチェーン。スカンディックは、280ヶ所以上のホテルを有するスウェーデン生まれ北欧最大のホテルチェーンです。約2,000種類の環境や社会貢献の取り組みを導入し、赤字経営から黒字へと転換することに成功しました。取り組みは、全社員に対する環境教育、オーガニックやフェアトレード素材を使った朝食の提供、グリーンエネルギーの導入など、多岐にわたります。「自然に返すことができる部屋」をテーマとしたリフォームを全国で行いました。スカンディックホテルに滞在していただくことで、朝食から就寝まで、24時間サステナビリティを体験いただけます。
※プログラムの状況や内容に応じて変更することもございます。「自然に返すことができる部屋」をテーマにした客室
オーガニックや環境認証マークを取得した素材を多く導入している朝食
使い捨てプラスチックを削減するため、ホテル内ではガラスボトルで飲料水を提供する
北欧に到着する時からサステナビリティの旅が始まります!飛行機の着陸時は、CO2排出削減効果がある「グリーンランディング」が実施されています。またプログラムで利用する電車や地下鉄も風力などのグリーンエネルギーで走っています。そして街中のバスは、バイオガス(生ゴミ燃料!)や再生可能な電力で充電するEVバス。環境ラベル認定のバス、電車、地下鉄を体験していただけます。
EVバスは100%再エネで充電されている
地下鉄は環境ラベル認定
環境ラベル認定の電車
企画・募集
催行決定
ご参加費の
お振込
オンライン
事前説明会
の開催
開始
本プログラムは、スウェーデン現地開催の視察プログラムです(現地集合・解散)。スウェーデン国内の宿泊手配は、観光庁長官登録旅行業第35号・1種取得会社ジャパングレーライン株式会社(以下JGL)が行います。JGLでは、ご希望に応じて海外航空券、海外旅行保険の手配も承ります。
視察料金(各施設の案内等)、通訳/ガイド、宿泊5泊(ツイン部屋利用、朝食付)、スウェーデン国内移動費用(見学先・空港からホテルへの公共交通機関での移動費用)、資料
日本~スウェーデンの往復航空券、海外旅行保険、昼食・夕食、自宅~国内空港への移動費(往復)、シングル部屋ご利用場合の追加料金、出入国における適用措置にかかる費用
プログラム中は、毎朝「ターゲット・サファリ」の時間を設け、ターゲット・ファインダーを用いてその日の予定・ポイントの確認をします。視察内容のポイントを本ソールを使って確認することで、SDGsのより深い理解と実践のためのアイデアを広げることができます。
Coming Soon
©Hiroyuki Horigome
本サイトの画像を一部
ご提供いただきました。