ご体感いただけるコンテンツについて
大学の研究機関、大手企業、スタートアップなどが集結し、協働やイノベーションを生むことを目的としたハブ。サステナビリティに不可欠なパートナーシップを後押しし、環境負荷の削減だけではなく、ポジティブな影響(エコロジカルハンドプリント)を生み出すビジネスの支援や取り組みを行なっている。
スウェーデン全国で、デポジット制資源回収の設備とサービスを提供する大手リサイクル会社の訪問。本企業の共同創設者には、スウェーデンの大手NPOで、学校や企業の環境教育や全国キャンペーンを手がける「Keep Sweden Tidy」も名を連ねている。
衣類のリサイクルで最大のネックとされる素材毎の分別を、最先端の技術で取り組む、世界最大級の分別工場SIPTEX社を見学。綿、ポリエステル、ウールなどの素材を瞬時に判断しオートメーションで分別を行う。世界的にもこの規模の素材分別の機能を持つ工場は珍しく、サステナブルなファッションを目指すアパレル業界からも注目されている。
食品ロス対策のアプリや飲料メーカー、植物性ミルク飲料メーカーや植物性素材のストローなど、ソーシャルビジネスを行うスタートアップ企業を訪問。ビジネスアイデアやスケールアップのヒントを学ぶ。
DAY1 | スウェーデン・マルメ市 |
・スウェーデン概要レクチャー(全プラン共通) ・サーキュラーウォーク (循環型社会の取り組み見学:全プラン共通) |
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DAY2 | スウェーデン・ルンド市 |
・大学機関訪問 ・スタートアップ企業訪問 |
DAY3 | スウェーデン・マルメ市 |
・スーパーマーケット訪問 ・資源回収システム会社訪問 |
DAY4 | スウェーデン・マルメ市 |
・サステナブル再開発地区見学 ・再資源化のための衣類分別工場見学 |
DAY5 | スウェーデン・マルメ市 | ・ワークショップ(全プラン共通) |
訪問都市について
世界で最もグローバルで多様な文化を持つ都市の一つ、マルメ市。街のスローガンは「多様性・出会い・可能性」。また約36万人(’22年)の人口のうち、4割が29歳以下という特徴もあります。1990年代にサステナブルな街のリーダーになることを目指してからは、市内のバスをすべて化石燃料ゼロにするなど、徹底した取り組みが進んでいます。2006年にはスウェーデン初のフェアトレードシティに認定され、2010年にはEU初のカーボンニュートラル地区を実現しました。2030年までに街全体を100%再生可能エネルギーで賄うことを目指してさらなる取り組みを進めています。
マルメ市の港エリアにあるウェスタン・ハーバーは、かつて造船などの重工業で栄えた街でした。 1990年代はじめに衰退してから、市民を含めた議論で決定したのは「教育と環境の街」として再 開発すること。石油、石炭、都市ガス、原発を一切使わないカーボンニュートラルの街を実現しました。街の中には海を楽しむビーチやデッキ、広大なドッグラン、生物多様性を支える公園などがあり、人と環境が共生するまちづくりの可能性を実感することができます。
移民の受け入れを積極的に行うスウェーデンですが、中でもマルメ市は186の国から集まる人々が 住む、人種や文化の多様性が豊かな街で、人口の3人に一人が外国生まれとされています。異なる 文化の人々が社会に馴染み、生活できるために、誰もが参加できるスポーツイベントや行政サービスのサポート支援など、コミュニティ強化の取り組みに注力しています。
マルメ市やルンド市が位置するスウェーデンの南部とコペンハーゲンを含めたエリアは、「グレー ター・コペンハーゲン」と呼ばれており、欧州のサステナビリティハブとして注目を集めています。本エリアでは400万以上の人々、17の大学、85の行政が存在し、協働を通じた経済、サステナビリティ、そしてイノベーションにおけるソリューションを生み出しています。
マルメ市から電車で約30分ほどにある大学とイノベーションの街、ルンド市。1000年以上の歴史を持つ街で、歴史ある建造物がおとぎ話に出てくるような街並みの雰囲気を作っています。また、1600年代から長い歴史を持つ名門大学の一つのルンド大学は、世界のトップ100大学の一つです。人口約10万人の小さな街でありながら、世界で活躍するグローバル企業やイノベーションが生まれています。
ルンド市は2007年からフェアトレードシティです。そして2022年、WWF(世界自然保護基金)により、世界一の「ワンプラネット・シティ」に選ばれました。ワンプラネット・シティの基準は、気候賢い計画や街づくりです。ルンド市民の1人当たりのCO2 排出量はたった1.6トン/年(日本人:約8トン)。市民の移動の75%はバイオガスバス、グリーン電力電車、自転車と徒歩です。市営関連の職場(市役所、病院、学校、老人ホームなど)の食品調達の63%ほどはオーガニックです。
ルンド市は科学や研究に世界をリードしている街の一つです。すでに1980年にはルンド市、ルンド大学、マルメ市そして産業界が、一緒にIdeon(イデオン)サイエンスパークを設立しました。現在400企業と9000人が働いています。他にも、ルンドでは、ブルートゥース、超音波診断、テトラパック、Oatly(オートリー)、インクジェットプリンターなどが生まれました。
サステナブルな宿泊と交通
世界初環境ラベル(スワンラベル)認定のホテルチェーン。スカンディックは、280ヶ所以上のホテルを有するスウェーデン生まれ北欧最大のホテルチェーンです。約2,000種類の環境や社会貢献の取り組みを導入し、赤字経営から黒字へと転換することに成功しました。取り組みは、全社員に対する環境教育、オーガニックやフェアトレード素材を使った朝食の提供、グリーンエネルギーの導入など、多岐にわたります。「自然に返すことができる部屋」をテーマとしたリフォームを全国で行いました。スカンディックホテルに滞在していただくことで、朝食から就寝まで、24時間サステナビリティを体験いただけます。
※プログラムの状況や内容に応じて変更することもございます。「自然に返すことができる部屋」をテーマにした客室
オーガニックや環境認証マークを取得した素材を多く導入している朝食
使い捨てプラスチックを削減するため、ホテル内ではガラスボトルで飲料水を提供する
北欧に到着する時からサステナビリティの旅が始まります!飛行機の着陸時は、CO2排出削減効果がある「グリーンランディング」が実施されています。またプログラムで利用する電車や地下鉄も風力などのグリーンエネルギーで走っています。そして街中のバスは、バイオガス(生ゴミ燃料!)や再生可能な電力で充電するEVバス。環境ラベル認定のバス、電車、地下鉄を体験していただけます。
EVバスは100%再エネで充電されている
地下鉄は環境ラベル認定
環境ラベル認定の電車
企画・募集
催行決定
ご参加費の
お振込
オンライン
事前説明会
の開催
開始
本プログラムは、スウェーデン現地開催の視察プログラムです(現地集合・解散)。スウェーデン国内の宿泊手配は、観光庁長官登録旅行業第35号・1種取得会社ジャパングレーライン株式会社(以下JGL)が行います。JGLでは、ご希望に応じて海外航空券、海外旅行保険の手配も承ります。
視察料金(各施設の案内等)、通訳/ガイド、宿泊5泊(ツイン部屋利用、朝食付)、スウェーデン国内移動費用(見学先・空港からホテルへの公共交通機関での移動費用)、資料
日本~スウェーデンの往復航空券、海外旅行保険、昼食・夕食、自宅~国内空港への移動費(往復)、シングル部屋ご利用場合の追加料金、出入国における適用措置にかかる費用
プログラム中は、毎朝「ターゲット・サファリ」の時間を設け、ターゲット・ファインダーを用いてその日の予定・ポイントの確認をします。視察内容のポイントを本ソールを使って確認することで、SDGsのより深い理解と実践のためのアイデアを広げることができます。
Coming Soon
©Hiroyuki Horigome
本サイトの画像を一部
ご提供いただきました。