スウェーデンってどんな国?サステナブル先進国と言われる5つの理由【2026年最新】

この記事でわかること
スウェーデンの基礎データ(人口・面積・産業など)、SDGs世界2位の国がサステナブル先進国と言われる5つの理由、そして現地で暮らして見えてきた「仕組み」のヒント——この記事では、そんな情報をお届けします。
※本記事内の統計データは、2026年初頭時点で確認可能な最新の確定値(主に2023〜2025年)に基づいています。
※この記事では、観光情報よりも「サステナビリティの仕組み」に焦点を当てて紹介します。「仕組みづくりのヒント」を拾うための記事です。
「スウェーデンってどんな国?」
受験レポートや留学準備で調べている学生の方。SDGsの背景を知りたいビジネスパーソンの方。研修や視察を検討している企業の方。さまざまな理由で、このページにたどり着いたのではないでしょうか。
北欧の国、IKEAやSpotifyの発祥地、福祉が充実している…。そんなイメージはあっても、なぜSDGsランキングで常に上位なのか。環境先進国と呼ばれる理由は何なのか。答えに詰まってしまうことも多いかもしれません。
スウェーデンはSDGs達成度で世界2位です(※1)。再生可能エネルギー比率は約66%で、EU内トップ水準です(※2)。さらに、経済成長と温室効果ガス削減を両立させてきました。
その違いの一つは、「仕組み」にあります。一部の人の努力に頼らず、普通に暮らす中でサステナブルな選択肢を選びやすい設計が、社会全体に組み込まれています。
この記事では、スウェーデンという国の基礎データと、SDGs世界2位の背景にある5つの理由をお伝えします。
「そういう仕組みなんだ」「日本でも何かできそう」——そんな気づきのきっかけになれば幸いです。
スウェーデンの基礎データ【2026年最新】
まずは、スウェーデンの基本情報を押さえておきましょう。北欧スカンジナビア半島に位置するこの国は、国土面積は日本の約1.2倍、人口は約10分の1。森と湖に囲まれた自然豊かな国です。
地理・人口・言語
スウェーデンは、ノルウェーとフィンランドに挟まれた南北に長い国です。
国土面積:約45万km²(日本の約1.2倍)
人口:約1,060万人(2026年推計)(※3)
首都:ストックホルム
言語:スウェーデン語(公用語)、サーミ語など少数言語
通貨:スウェーデン・クローナ(SEK)
主要産業:機械工業(含:自動車)、化学工業、林業、IT
国土の約69%が森林で覆われ(※4)、約9万5,000の湖が点在しています(※5)。夏は白夜、冬はオーロラが見られる地域もあり、自然と共存する暮らしが根付いています。
治安・物価・気候
旅行・滞在の前提として、以下の3点を押さえると安心です。
スウェーデンは多くの旅行ガイドで「おおむね安全」とされていますが、大都市の駅や観光地など人が多い場所では、スリなどの軽犯罪に注意が必要です(※6)。物価は日本よりやや高めで、とくに外食費やアルコールが高い傾向があります。気候は、夏は涼しく過ごしやすい一方、冬は寒さが厳しく日照時間も短くなります。
産業・経済
スウェーデンは、製造業とITの両方で世界をリードする国です。
主要産業は、自動車・鉄鋼などの製造業、IT、林業。一人あたりGDPは約57,000ドル(※7)。これは日本の約1.7倍にあたります。
世界的に有名な企業も多く輩出しています。家具はIKEA、アパレルはH&M、自動車はVolvo、IT・音楽はSpotifyやMinecraft、音楽はABBAなど。
特筆すべきは、ストックホルムが人口あたりのユニコーン企業数で上位に位置している点です(※8)。ロンドンやニューヨークを上回る密度で、シリコンバレーに次ぐユニコーンハブとして国際的なスタートアップ指標で繰り返し紹介されています。環境先進国でありながら、イノベーション大国でもあるのです。

サステナビリティ関連の数字
スウェーデンがサステナブル先進国と呼ばれる根拠を、数字で確認しましょう。
1996年、スウェーデンは「1世代以内に主な環境問題を解決し、次世代によりよい社会をバトンタッチする」ことを国家ビジョンとして掲げました。1990年以降、スウェーデンではGDPが増加する一方で、国内の温室効果ガス排出量は減少傾向にあります。OECD内でも先行事例として紹介されています(※9)。
SDGs達成度:世界2位・スコア85.74(※1)
再生可能エネルギー:最終エネルギー消費の約66%(※2)
温室効果ガス削減:1990年比約37%減(LULUCF除外、2023年時点)(※10)
一般廃棄物:埋立は1〜2%、残りはリサイクルまたはエネルギー回収(※11)
国家目標:2017年気候法に基づき、2045年までにネットゼロ達成(※12)
これらの数字は、経済と環境のバランスを示す一例です。もちろん課題も抱えていますが、スウェーデンは、便利さを大きく損なわずに環境負荷を下げるアプローチを模索してきた国の一つとして、参考になる点があるかもしれません。

スウェーデンがサステナブル先進国と言われる5つの理由
基礎データを見ただけでも、スウェーデンが環境面で優れた成果を出していることがわかります。しかし、「なぜそれが可能なのか」という問いに答えるには、数字の裏側にある「仕組み」を理解すると見えやすくなります。
この記事では、スウェーデンがサステナブル先進国と言われる理由として、以下の5つを取り上げます。
- 社会インフラとしての仕組み——個人の努力に頼らない設計
- 働き方と暮らしの安定——Fikaとワークライフバランス
- 長期ビジョンと気候法——2045年ネットゼロへの本気度
- 規制とイノベーション——厳しい基準が技術革新を促す
- 教育と文化——就学前から学ぶ自然の循環
※同じスウェーデンでも地域差があり、制度や暮らしの実感には大きな幅があります。

①「仕組み」で解決する——個人の努力に頼らない社会設計
スウェーデンのサステナビリティは、「意識の高い人が頑張る」のではなく、インフラ自体がサステナブルに設計されていることが特徴です。
たとえば、ペットボトルや缶を返却するとお金が戻ってくる「パント(デポジット)制度」。スーパーに設置された回収機にボトルを入れると、レシートが出てきて買い物に使えます。回収率は約88%(※13)。「環境のために」ではなく、「お得だから」という動機も働く設計になっています。
公共交通や自転車インフラの整備が進み、都市部(ストックホルムなど)では車依存を下げやすい環境が整っています。ストックホルムやマルメ市の市内バスは化石燃料ゼロを達成しており、太陽光や風力で動くEVバス、食品廃棄物を原料としたバイオガス燃料が主流になっています。さらに、スウェーデン国内線は2030年までに100%グリーン燃料への切り替えを目指しています。
「普通に暮らすだけでサステナブルな選択肢を選びやすい」社会設計——これがスウェーデンの強みの一つです。
また、スウェーデンでは1999年に環境法典(スウェーデン環境法典)を施行。15本の環境関連法を統合した包括的な環境法制で、世界的にも早期に導入された先進的な枠組みとして評価されています(※14)。
✔ 日本でのヒント:制度を一気に変えられなくても、「普通に暮らすだけでサステナブルな選択肢を選びやすい仕組み」を一部署や一サービス・商品から設計することはできるかもしれません。

②「余白」が支える——Fikaとワークライフバランス
サステナビリティを支えている要素の一つに、制度や働き方の安定があります。
スウェーデンには「Fika(フィーカ)」という習慣があります。コーヒーを飲みながら同僚や友人とおしゃべりする時間のこと。職場によっては1日2回のFikaタイムが設けられていることもあります。
また、残業は比較的少なく、有給休暇の消化率が高いと言われています。親が子どもの送り迎えのために早退することが、社会的に広く受容されています。「Lagom(ラーゴム)」——多すぎず少なすぎず、ちょうどいい——という価値観が社会に根付いています(※15)。
もちろん、地域や業界による差はありますが、疲弊しにくい働き方が広がっている側面があるからこそ、長期的な視点で制度やまちづくりを考えやすくなると言われています。こうした制度や文化が、持続可能性を支える土台の一つになっていると考えられます。
✔ 日本でのヒント:「週に1回、15分のFikaタイム」を試してみるだけでも、チームの雰囲気が変わるかもしれません。
▶ 関連記事:スウェーデンのワークライフバランスとは?

③「未来」から逆算する——2045年ネットゼロへの本気度
スウェーデン政府は、2017年に制定された気候法に基づき、2045年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロ(ネットゼロ/気候中立)とし、「世界初の化石燃料フリー福祉国家」を目指すという国家目標を掲げています(※12)。
特徴的なのは、「バックキャスティング」という考え方。理想の未来から逆算して、今何をすべきかを決める手法です。22の産業(鉄鋼、建設、輸送など)が脱炭素ロードマップを作成し、それに基づくアクションプランを実行しています(※16)。
スウェーデンの鉄鋼メーカーSSABは2021年、HYBRITプロジェクトを通じて、世界初の化石燃料フリー鋼鉄(Green Steel)の商業規模での出荷に成功しました(※17)。最初の顧客は、ボルボ・グループ(Volvo Group)でした。
✔ 日本でのヒント:「10年後にどうなっていたいか」から逆算して、今年やるべきことを1つ決めてみる。個人でもチームでも使える考え方です。
④「革新」を促す規制——厳しい基準がイノベーションを生む
「環境規制が厳しいと、企業活動が制限されるのでは?」——そう思う方もいるかもしれません。
しかしスウェーデンでは、結果として、規制が技術革新を後押ししてきた側面があると指摘されています。企業は規制をクリアするために技術開発を進め、その結果、生まれた技術が世界に売れる製品やサービスになります。
再生可能エネルギー100%のホテル、レストラン、スーパーなど、企業だけでも数多くの導入事例があります。
例えば、スウェーデン国鉄(SJ)は、運行に必要な電力のすべてを水力や風力などの再生可能エネルギーで賄っています。これにより、乗客1人あたりの二酸化炭素排出量を極めて低く抑えた「化石燃料フリー(Fossil-free)」な旅を提供しています。

さらに、北欧最大級のホテルチェーンであるスカンディックホテル(Scandic Hotels)や、ハンバーガーチェーンのMAX Burgersなどは、使用電力の再生可能エネルギー化や、徹底したリサイクル、食品廃棄物の削減に取り組むパイオニアとして知られています。

サステナビリティにはコスト面の課題もありますが、同時に新たな市場機会につながる可能性もあります。この発想の転換が、経済成長と環境保全の両立を可能にしている要因の一つです。
✔ 日本でのヒント:「規制=制約」ではなく「規制=新しいルールでの競争」と捉え直すと、ビジネスチャンスが見えてくるかもしれません。

⑤「教育」で根づかせる——就学前から学ぶ自然の循環とサステナビリティ
スウェーデンでは、就学前教育から義務教育までの国家カリキュラム(Lpfö 18、Lgr 22)の中に、環境や持続可能な開発に関する学びが組み込まれています(※18)。就学前教育(プレスクール)の段階から、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の基礎となる考え方に触れる機会があります。
子どもたちは、ごみの分別やリサイクルの意味を遊びの中で学びます。「なぜこれをするのか」という理由を理解しているからこそ、大人になっても行動に移しやすくなります。
こうした教育の積み重ねが、透明性への信頼を生み、サステナビリティの行動を根づかせています。
✔ 日本でのヒント:学生時代からこうした価値観を知ることで、進路選択のヒントになることも。企業研修で「なぜ」を問い直す機会をつくるのも一案です。

現場を歩いて見えたこと——マルメ・ルンドの事例
首都ストックホルムだけでなく、スウェーデン南部のマルメやルンドといった都市でも、サステナビリティの「現在進行形」を感じることができます。
マルメ市——かつての造船業のまちが「環境都市」に
マルメは、かつて造船業で栄えた工業都市。しかし1980年代、産業構造の変化で大きな打撃を受けました。その後、マルメは厳しい状況の中で環境都市への政策転換を打ち出しました。
ウェスタンハーバー地区は、廃工場跡地を再開発した持続可能な住宅・オフィス街です。歩行者・自転車・公共交通を優先したモビリティを推進しており、マルメ市が掲げる「Västra Hamnen 2031」ビジョンでは、2031年までに住民の移動の75%以上、通勤の70%以上を徒歩・自転車・公共交通でまかなうことを長期目標としています(※19)。2031年は、この地区の再開発の契機となった欧州住宅博覧会「Bo01」(2001年)から30周年にあたる節目の年です。一方で、再開発による住宅価格の上昇など、新たな課題も指摘されています。
現在では、サステナブルな都市開発の成功例として世界中から注目され、そうした現状を実際に見てみたいと、世界中から視察で多くの人が訪れています。
状況は違いますが、マルメの歩みは、日本の地方都市の参考になる点もあるかもしれません。
▶ 関連記事:マルメ市のイノベーション事例


暮らしの中で感じる「仕組み」の力
スウェーデンのまちを歩いていると、あちこちで「仕組み」の力を感じます。
自転車専用レーンが整備され、通勤ラッシュ時も快適に走れる。カフェではオーツミルクの選択肢を見かけることが多い。公園では、子ども連れの父親が当たり前のようにベビーカーを押している。市民は、スーパーで商品を選ぶのと同じように、エネルギー会社やエネルギーの種類を自由に選ぶことができます。
続けられる仕組みを、時間をかけて丁寧につくってきたことが印象的でした。
そんな「当たり前」が積み重なって、サステナブル先進国がつくられているのです。

まとめ——あなたの暮らしと仕事にヒントを
ここで紹介した例は「そのまま日本で実践する」より、それぞれの国・地域の文脈に合わせ、現場の条件に合わせて編集することが大切です。
この記事のポイント
スウェーデンは人口約1,070万人、SDGs達成度世界2位のサステナブル先進国です。「仕組み」「余白」「未来志向」「イノベーション」「教育」の5つが成功の鍵となっています。完璧な理想郷ではなく、さまざまな課題と向き合いながら試行錯誤を続けている国です。サステナビリティは「我慢だけで支えるもの」というより「暮らしと経済をより快適にする設計」として捉え直せる側面もあります。
一番の気づきは、サステナビリティが「個人の頑張り」ではなく「仕組み」によって支えられているということです。制度が後押しすることで、個人の負担を減らせる設計になっています。こうした社会設計が、SDGs世界2位という成果につながっているのかもしれません。
もちろん、スウェーデンにも課題はあります。エネルギー需給のバランスや、開発と権利のバランスなど、現在進行形で向き合っているテーマもあります。新たな取り組みが多い分、失敗もたくさん経験しています。ただ、「とにかくやる精神」によって、さまざまな実績が生まれているのも事実です。気候変動の課題は深刻ですが、それでも、持続可能な設計を丁寧につくってきた姿勢から、学べる点もあるのではないでしょうか。
もっと詳しく知りたい方へ
スウェーデンのサステナビリティについて、さらに深掘りしたい方は、以下の関連記事もご覧ください。
– INFORMATION –
「未来の当たり前」を、一足先に体験してみるのはいかがでしょうか。
One Planet Caféでは、スウェーデンとデンマークで20年以上にわたり、サステナビリティに関するスタディツアーを企画・運営してきました。サステナブルなライフスタイルの探求や、新規事業開発へのヒントを求められている方のために、毎年スウェーデン視察ツアーを開催しています。
サステナビリティが「当たり前」になっている社会を、自分の目で見て、肌で感じる。
ツアーでは、サーキュラーシティの散策、関心に合わせた企業訪問、再開発エリア・施設の見学、学校訪問、家庭訪問など、暮らしや事業の中のサステナビリティを体験できます。宿泊や交通手段もサステナビリティを体験していただけます。
企業研修やご関心に合わせたカスタムプログラムにも対応しています。
【脚注】
※1 SDGs達成度ランキング Sustainable Development Report 2024/2025のデータに基づき、スウェーデンは2025年のSDGs達成度で世界2位(スコア85.74)を獲得。なお、2016年、2017年、2018年、2020年には世界1位を記録。
出典:Sustainable Development Report
※2 再生可能エネルギー比率 スウェーデンの最終エネルギー消費に占める再生可能エネルギーの比率は、2023年時点で約66%と、EU内でトップ水準。主にバイオマス、水力、風力などが大きな割合を占めている。
出典:Eurostat、European Environment Agency
※3 スウェーデンの人口 スウェーデンの人口は、2026年推計で約1,060万人。近年は緩やかな増加傾向が続いている。
※4 森林率 スウェーデンの国土に占める森林の割合は約69%(2023年時点)。
出典:World Bank
※5 湖の数 スウェーデンには0.1km²以上の湖が約95,700存在する。
出典:Sweden.se
※6 治安情報 スウェーデンは多くの旅行ガイドで「おおむね安全」とされているが、大都市の駅や観光地など人が多い場所では、スリなどの軽犯罪に注意が必要。
※7 一人あたりGDP スウェーデンの一人あたりGDPは約57,000ドル(2024年時点)。
出典:World Bank
※8 ユニコーン企業輩出率 ストックホルムは、人口あたりのユニコーン企業数でロンドンやニューヨークを上回り、シリコンバレーに次ぐユニコーン密度を持つ都市として、国際的なスタートアップ指標で繰り返し紹介されている。
出典:Sweden.se、Stockholm Chamber of Commerce
※9 デカップリング スウェーデンは1990年以降、GDPが増加する一方で温室効果ガス排出量は減少傾向にあり、経済成長と環境負荷の「デカップリング(分離)」を一定の範囲で実現している。OECD内でも先行事例として紹介されている。
出典:European Environment Agency、World Bank(GDP)
※10 温室効果ガス削減 スウェーデンの温室効果ガス排出量は、1990年比で約37%減少(LULUCF除外、2023年時点)。LULUCFとは土地利用・土地利用変化・林業による吸収・排出を指す。
出典:European Environment Agency、北九州GX推進コンソーシアム
※11 一般廃棄物のリサイクル・エネルギー回収 スウェーデンでは一般廃棄物(municipal waste)の約99%がリサイクルまたはエネルギー回収されており、埋立は1〜2%。そのうち、マテリアルリサイクル率はおよそ半分前後とされている。
※12 ネットゼロ目標 スウェーデン政府は、2017年制定の気候法(Climate Act)に基づき、2045年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロ(ネットゼロ/気候中立)とし、「世界初の化石燃料フリー福祉国家」を目指すという国家目標を掲げている。
出典:Naturvårdsverket、UNFCCC、Swedish Governmen
※13 パント(デポジット)制度の回収率 スウェーデンのデポジット制度(Pantamera)による缶・PETボトルの回収率は約88%(2024年時点)。
出典:Pantamera
※14 スウェーデン環境法典 1999年に施行されたスウェーデン環境法典(Environmental Code)は、15本の環境関連法を統合した包括的な環境法制で、世界的にも早期に導入された先進的な枠組みとして評価されている。
※15 Lagom(ラーゴム) 「多すぎず少なすぎず、ちょうどいい」を意味するスウェーデン語。ワークライフバランスの根底にある価値観として知られる。
出典:Sweden.se
※16 22産業の脱炭素ロードマップ Fossil Free Swedenイニシアチブのもと、22の産業セクターがそれぞれ脱炭素ロードマップを作成し、具体的なアクションプランを実行している。
※17 化石燃料フリー鋼鉄(Green Steel) 2021年、HYBRITプロジェクトを通じて、スウェーデンの鉄鋼メーカーSSABが商業規模での化石燃料フリー鋼鉄の出荷に世界で初めて成功したと報じられている。最初の顧客はボルボ・グループ(Volvo Group)。
出典:SSAB
※18 環境教育 スウェーデンでは、就学前教育(Lpfö 18)から義務教育(Lgr 22)までの国家カリキュラムの中に、環境や持続可能な開発に関する学びが組み込まれている。就学前教育でも、ごみの分別や自然の循環を通じて、サステナビリティを体験的に学ぶ取り組みが広がっている。
出典:Skolverket(スウェーデン教育庁)、Swedish Governmen
※19 ウェスタンハーバー地区のモビリティ目標 マルメ市公式サイトによると、ウェスタンハーバー(Västra Hamnen)地区の長期目標として、「2031年までに住民の移動の少なくとも75%、通勤の70%を徒歩・自転車・公共交通でまかなう」ことが掲げられている。2031年は、この地区の再開発の契機となった欧州住宅博覧会「Bo01」(2001年)から30周年にあたる。






