現地で体感したからわかった!スウェーデン視察参加者が見つけたサステナビリティの実践ヒント【イベントレポート】
2025.10.29
みなさんは、サステナビリティと聞いて「難しそう」「何から始めればいいか分からない」と感じたことはありませんか?
実は、私もその一人でした。環境問題の深刻さは理解しているつもりでも、個人や企業として具体的に何をすればいいのか、ビジネスと社会貢献は本当に両立できるのか。そんな疑問を抱えながら、答えを探し続けていました。
2025年9月12日、清澄庭園で開催された「Sustainability Bridge 交流会 2025」に参加して、その答えの一端が見えてきました。スウェーデン視察に参加した企業人から大学生まで、多様な参加者が語った「生の体験」は、サステナビリティに対する私の捉え方を根本から変えてくれたのです。
この記事では、現地で体感したからこそ分かる実践的なヒントをお伝えします。読み終える頃には、あなたも「自分にもできそう」と思える小さな一歩が見つかるはずです。

今回の交流会が開催されたのは、「清澄庭園・大正記念館」。
都心とは思えない静寂と美しさに包まれた特別な空間です。
企業が見つけた「楽しい変革」のかたち
今回の交流会では、スウェーデン視察ツアーに参加された4名の方々が、それぞれ異なる視点から現地での学びと帰国後の実践について語ってくださいました。
「私たちが一番大事にしているのは、株式会社として株主や投資家も大事にしながら、社会課題と向き合いつつ、ビジネスとして利益を出すということです」
こう語るのは、株式会社丸井グループでサステナビリティ部長を務める塩田裕子さん。同社は現在、「人の成長=社会の成長」を掲げながら、2050年ビジョンに向けて「インパクトと利益の両立」という困難な挑戦を続けています。

塩田 裕子 (Yuko Shiota) 氏
株式会社丸井グループサステナビリティ部長 兼 ESG推進部長 兼 ビジネスプロデュース推進担当 執行役員
1997年入社。CSR推進部、シューズブランドの責任者などを歴任し、2022年よりサステナビリティ部長 兼 ESG推進部長、2023年より執行役員。2025年よりビジネスプロデュース推進担当を兼任。
『グリーンフィンテック』をテーマにしたスウェーデン視察で塩田さんが目の当たりにしたのは、テクノロジーと環境配慮が自然に融合した社会の姿でした。
スウェーデンでは、現金を一切使わずに過ごした驚きの体験。電話番号を入力するだけで送金できるモバイル決済サービス「Swish(スウィッシュ)」が国民のほとんどに浸透し、個人間送金から店舗決済まで、あらゆる場面で活用されています。これを支えているのが、国を挙げた基盤・支援体制である「スウェディッシュフィンテック」です。
特に印象的だったのは、Doconomy(ドコノミー)社との対話でした。同社はクレジットカードの決済データと連動してCO2排出量を見える化するアプリを提供していますが、単なる環境配慮ツールを超えた進化を遂げていました。
「最初はCO2排出量可視化からスタートしたサービスが、『楽しみながら貯蓄する機能』を追加してさらに成長していること。将来への不安からお金の消費や運用をめらいがちな若者に対し、『お金を前向きに捉えるアプリ』としてデザインされている」
結果として、一人当たりの年間貯蓄増加額もアプリの年間利用率も向上。環境配慮と経済成長の両立を、ユーザーの「楽しさ」を起点に実現していたのです。
子ども服ブランド「Polarn O. Pyret(ポーラン・オ・ピレット)」の取り組みは、塩田さんに新たな視点をもたらしました。
「そもそも、3世代がリユースする前提でつくられていて、ネームタグはユーザー各々が『最初は誰々さんが使った、次は○○さんが使う、次に渡った人は○○さん』といった使用履歴を書き込んでいく設計。こういった取り組みを、丸井グループとしてもこれから考えていきたい」
これは単なる環境配慮ではありません。商品に「物語」を付加し、ユーザーとの感情的なつながりを深める戦略的アプローチです。リユースが「義務」ではなく「楽しみ」として機能する仕組みづくりが、持続可能なビジネスモデルの核心にあることを示しています。
北欧初のエコラベル認証を取得したスカンディックホテルチェーンでの宿泊体験は、経営戦略そのものへの学びとなりました。
「プラスチックの不使用、徹底した分別、ヴィーガンメニューの充実。全てのサービスにおいてサステナブルという徹底ぶりが、経営の中心にあって成長していく。まさにわれわれグループとしても、そうしたサステナビリティを真ん中に置いた経営を進めてていきたい」
帰国後、塩田さんは全役員が参加する朝会で報告をし、すぐに社内へ展開しました。
「ワンプラネットカフェさんによる、きめ細やかなツアーのアレンジが本当に価値ある体験につながりました。事前に丸井グループのことをドコノミー社へ紹介していただいたおかげで、私たちに向けてカスタマイズした提案をいただくことができました。社内でもこの学びを共有し、お会いした皆さまと長期的な関係を築いていきたいと考えています。」

大学生が体感した「暮らしの中に当たり前にある」サステナビリティ
明治大学の妻形南歩さんと武蔵野大学の菅桜輔さんが参加した『フェアトレード』をテーマにしたツアーで発見したのは、サステナビリティが特別な努力ではない社会でした。
まちを歩けば、スウェーデンで人気のファストフードチェーン「マックス・バーガー」のメニューにCO2排出量が当たり前のように併記され、H&Mの店舗にはリペアコーナーが設置されている。二人が共通して強調したのは、環境配慮が自然に選ばれる仕組みとしてまちに溶け込んでいることでした。

菅 桜輔(Osuke Kan)氏
武蔵野大学 工学部サステナビリティ学科3年
これまでに武蔵野大学キャンパス内での屋上菜園やハーブワークショップ、回収した空き缶を活用したプランターづくりなど、身近に楽しめるサステナビリティ活動を企画・実践。今年はスウェーデンで開催されたフェアトレードツアーに参加し、現地の暮らしや活動を体感。ツアーを通して、スウェーデンのエコやフェアトレードが努力ではなく「楽しく自然体な文化」として暮らしに根付き、誇りや人とのつながりを生んでいることに感銘を受ける。この経験を活かし、帰国後もサステナビリティの魅力を広げるため活動中。

妻形南歩 (Minaho Tsumagata) 氏
明治大学 文学部
大学の授業でエシカルファッションに興味を持ったことをきっかけに、エシカルコンシェルジュ講座を受講。気候変動やアニマルウェルフェア、ゴミ問題など現在世界や日本で起きているさまざまな問題を学ぶ中で、あらゆる問題と向き合い解決に導いたマルメ市のすてきな取り組みに魅力を感じ、現地で視察してみたいと思いツアーに参加。
菅さんが特に心に残ったと語るのは、「プラスチック時代の化石」の展示です。
「ガラスケースの中にペットボトルやストロー、おもちゃなどが並べられており、西暦3042年に発掘された化石として紹介されていました。数字やデータではなく、未来から現在を振り返らせる視点で伝えることで、人々の心に深く残る効果があったなと思いました」
この体験をきっかけに、菅さんは帰国後、武蔵野大学のキャンパスで同様の展示を企画中です。有明キャンパスは海に近いため、実際にプラスチックを拾って活用し、「未来に発掘されて残る化石」として展示する予定だといいます。

妻形さんが強い印象を受けたのは、マルメ市の行政戦略でした。
マルメ市は2006年にフェアトレードシティに認定され、2030年までに再生可能エネルギー100%を目指す30年計画を掲げています。注目すべきは、その実現方法です。
「市営施設の99%のコーヒーにフェアトレードコーヒーを採用していることや、公務員の方はエシカルなスマホ『フェアフォン』を使用することなどから、まず市が率先して行動を起こしていました」
目標を定め、達成する仕組みをつくり、一人ひとりの背中を押すことが実際に市民の生活の質を高めている。この学びは、妻形さんの将来への具体的なビジョンにつながっています。
ブライダル業界に就職が決まっている妻形さんは、「5年後までにエシカルな結婚式を生み出すこと」を目標に掲げています。
「結婚式は、食べ物や衣装、装飾など、さまざまな要素が関係しています。そして、人生でも幸せな瞬間の一つだと思います。だからこそ、その裏側で誰かが悲しんでいるような状況がないよう、結婚式に関わる全ての人が幸せになれるような仕組みをつくりたい」

スポーツから始める新しい社会課題解決
株式会社shikakeruの田向勝大さんが実践しているのは、社会課題を「みんなが取り組みやすい課題に変える」というアプローチです。
「サステナビリティは重要なテーマなのに、みんながどこから実行していいのかなかなかわからない、きっかけを掴めない。スポーツのポジティブな力を使えば、『おもしろそう!』『ちょっとやってみようかな』と思えるアイデアに変えられるのではないか」

田向勝大 (Shota Tamukai)氏
株式会社shikakeru
思わず動き出したくなる「仕掛け」を起点に世界を変えていくチーム。スポーツ×サステナブルマーケットにおける事業開発を担当。鹿児島県・喜界島出身。WEB・人材・AIなど多分野での経験を活かし、企業・自治体・NPOの新規事業支援、地域産業支援、スポーツを活用したまちづくりにも取り組む。
スウェーデンのスポーツ用品店Stadiumで目にした光景は、日本との大きな違いを浮き彫りにしました。
「フェアトレード認証がついたサッカーボールがありました。これって日本で見たことがない。さらに、いらなくなったスパイクやシューズの回収箱があって、それをみなさんが自由に取っていくという光景も、なかなか日本では見られないものでした」
特に印象的だったのは、スウェーデンのマルメFFが2025年に発表した革新的なスポンサーシップの事例でした。メインスポンサーであるオーツミルク企業Oatly(オートリー)社は、従来のロゴ掲示とは一線を画すアプローチを採用しています。ユニフォームの胸部分に自社のロゴや社名を表示する代わりに、「Framåt Malmö!(前進、マルメ!)」というチームへの応援メッセージを、特徴的な自社フォントで表記したのです。
「企業がクラブへの敬意を示し、クラブのアイデンティティを前面に押し出すことで、企業ブランディングと地域貢献を両立させている。スポンサーコミュニケーションをちゃんとデザインしている企業と地域の協働の好事例。こういうのを日本にもっと増やしていきたい」
この取り組みは、スポンサーシップの新たな可能性を示しており、企業の自己主張よりもクラブと地域への敬意を優先する姿勢が、かえって強いブランドメッセージとなって伝わっています。
田向さんが現在力を入れているのは、湘南ベルマーレとの協働プロジェクト「サステナトレセン」です。
「サステナブルなまちを考えましょうと言うとちょっと難しいので、『ずっと住み続けたいまちってどんなまち?』という問いで子どもたちにアイデアを出してもらいます。そのアイデアを、スポンサーおよび企業など大人が応援して、形にして実行までする企画をやっています」
この取り組みから生まれたのが、規格外野菜や廃棄野菜で給食をつくる「サステナ給食」です。子どもたちのアイデアから始まり、「サステナブルキッチンカーをやりたい」という声を受けて、実際に試合でカレーを販売するところまで実現しました。
スウェーデン視察の成果は、すでに次のアクションにつながっています。
「ツアーが終わった瞬間、帰りの6時間の電車の中でペオさんと話し合いました。スウェーデンでも、スポーツを使ったサステナビリティの取り組みはまだまだ多くない。これを一緒につくりたいと、10月頃にマルメに行って、マルメFFと連携したスポーツを使ったサステナビリティ促進の取り組みを勉強するツアーを企画しています」

協働のエコシステムが生み出す持続可能な変化
スウェーデンで学んだのは、サステナビリティが「義務」ではなく、暮らしのなかに自然に溶け込む「仕組み」と「デザイン」の力でした。パネルディスカッションでは、「エコシステム」という概念が重要なキーワードとして浮かび上がりました。
「エコシステムという言葉をご存じですか?日本語に訳すと『生態系』という意味で、イノベーション・サステナビリティの中でもよくでてくる言葉です。森の中でさまざまな生き物が互いに支え合って生きられるように、スウェーデンでは、企業同士、企業と団体、大学、政治、官庁、そして最近では自然も含めて、すべてがエコシステムという言葉で表現されています」
塩田さんは企業の視点からこう語りました。
「グリーンフィンテックを学んだ際に印象的だったのは、とにかくスタートアップの共創において、国が場を用意し、そこにスタートアップが入り、大学がコラボレーションしていることでした。ドコノミー社やマスターカード社のように、同じ思いを持った企業・団体同士が支え合って、新しいビジネスを生み出していく様子は、日本よりもはるかに進んでいると感じました」
これは「それぞれの強みを活かしたエコシステム」の典型例です。重要なのは、NGO・NPO、企業、自治体が競争ではなく共創の関係を築いている点です。
スウェーデンのまちで発見されたのは、ビジネス化するのではなく、純粋に「うまく巡るような仕掛け」が街中にあることでした。
コープ(スーパーマーケット)のバナナの循環システムが象徴的な事例です。食品ロスを減らすため、黒くなって売れなくなったバナナを、買い物に来る子どもなどが自由に食べられるようにした仕組み。買い物中に子どもたちがおなかを空かせて泣くことも少なくなり、食品ロス削減と市民の幸福度向上を同時に実現する「楽しい循環」が生まれていました。
さらに興味深いのは、このバナナを小さな企業に渡し、バナナのアイスクリームをつくって販売する循環が生まれていることです。食品ロス削減、子どもの栄養補給、地域企業の支援が一つの仕組みで実現される、まさに「エコシステム」の好事例です。
報告のスライドでも語られた、ハンバーガーチェーン「マックスバーガー」のCO2表示も印象的でした。メニューにカロリーと同じようにCO2排出量が表示され、「このハンバーガーがテーブルに運ばれてくるまでに、どれくらいのCO2が排出されたか」が一目で分かります。
この取り組みの背景には、環境団体との協力や世界自然保護研究所との協力があります。「楽しくわかりやすく表現するけれども、データはしっかりと研究所と一緒に開発する」という、それぞれの強みを活かした協働の好事例です。
「好き」から始まる小さな変革
パネルディスカッションの最後で語られたのは、日本でこのようなエコシステムを育てるための具体的なヒントでした。
田向さんは課題をこう整理します。
「スポーツ界では700社もの企業がスポンサーをしているのに、『一緒に何かやりたいけど、何をすればいいかわからない』という状況があります。そこをつなぐテーマや仕掛けがあると動きやすくなる」
塩田さんは本音を率直に語ってくれました。
「サステナビリティは大切だとわかっているけれど、お客様に一歩目の踏み出していただく方法が非常に悩ましいです。直接的なアプローチでは、なかなか一歩目を踏み出していただきづらいという現実もあります」
この課題に対して、丸井グループが見つけた答えは明確でした。
「みんなの『好き』から始めたい。”好き”を入口にしていただいて、その先で自然にサステナビリティにつながっている体験設計が必要だと考えています。お客様にサステナブルに意識を変えてくださいというのは、一企業としては難しいのではないかと思っています。一方で、そこを無理なく橋渡しするのが企業の役割だと考えています」
さらに、ペオさんの言葉が印象的でした。
「デザインがかっこいいもの、かわいいもの、おいしいものだったら、みんな関心を持ってくれる。だからそれは本当に重要なんです。」
この考え方は、スウェーデンで見た数々の事例と共通しています。おいしいハンバーガー、楽しいバナナスタンドから始まる、わかりやすいCO2表示や食品ロス削減。すべて「義務」ではなく「好き」や「楽しさ」から始まっているのです。
日本でサステナビリティのエコシステムを育てるために重要なのは、以下のようなことではないでしょうか。
1.広く情報をとる
国際的な動向にも目を向け、日本にも伝え、実践していく
2. 完璧を求めすぎない
「どこから始めればいいかわからない」という状態から抜け出し、まずは小さく始める勇気をもつこと
3. 小さな問いから始める
「自分たちなら何ができるか」という具体的な問いかけ
4. 「好き」を起点にする
感情的な共感から仲間を巻き込んでいく
5. 小さく実践してみる
理論ではなく、まずは行動してみる
6.継続的な議論
一度きりや断片的ではなく、何が良いのか、良くないのかを継続して議論していくこと。
どこか、誰かがなにかきっかけさえつくれば、「雪だるま式」に小さな取り組みが大きな変化につながっていく。それが次の企業や大学、そして次の地域へと広がっていく。
ペオさんが語ったネイティブアメリカンの古い言葉が心に残っています。
「道がなくても、歩き始めると道が現れる」
そして、その最初の一歩は完璧である必要はありません。妻形さんが語ったように、「エシカルコンシェルジュ講座を受講して初めて当事者意識を持てた」という個人の学びから始まることもあります。私たちは完璧な計画を立ててから動く必要はないのです。まずは小さく始めて、その過程で仲間を見つけ、一緒に道をつくっていけばいいのです。
FIKA(フィーカ)が紡ぐ、本音で語り合える関係
交流会の中盤には、スウェーデンの文化である「FIKA」(コーヒーと焼き菓子を楽しみながらのコミュニケーション時間)が設けられました。
この特別な時間を彩ったのは、モリバコーヒーのフェアトレードコーヒーや、ovgo Baker(オブゴ ベイカー)のヴィーガンバナナブレッドです。どちらも「おいしくて体にも環境にも優しい」をコンセプトとする、サステナビリティを体現した商品です。
参加者たちは視察で感じた率直な思いや、帰国後に直面した課題について語り合い、北欧の対話文化が日本の庭園で静かに花開いた瞬間でした。このFIKAの時間こそが、単なる情報交換を超えた「ご縁を育む」交流会の核心だったのかもしれません。

OVGO BAKERさんのバナナブレッド。もっちりしておいしかった◎

飲み物もフェアトレード!
あなたの「小さな一歩」が、社会を変える「大きな力」になる
この記事を読んで、「自分も現地で学んでみたい」「同じ志の仲間とつながりたい」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現地でしか味わえない「空気感」があります。マルメ市の挑戦する文化、企業と市民が自然に協働する現場の熱量、そして人と人が気軽につながり合うコミュニティの温かさ。これらは、実際に現地を訪れなければ決して感じられません。
さらに、「Sustainability Bridge Community(SBC)」は、視察ツアー参加者による継続的な学習・交流プラットフォームです。年1回の交流会では、今回のように、帰国後の実践を語り合い、新たな協働の可能性を探ります。
スウェーデンで私たちが学んだのは、サステナビリティが「義務」ではなく、暮らしのなかに自然に溶け込む「仕組み化」と「デザイン」されていることでした。そして、その仕組みを動かす原動力こそが、企業、行政、大学、市民が連携し、互いに支え合う「協働」のエコシステムです。あなたの会社やコミュニティでも、この「協働」の精神を活かし、サステナビリティを「自分ごと」として楽しめる社会をつくっていきませんか。
あなたの「最初の一歩」が、きっといつか社会を変える大きな波となって広がっていくはずです。そして、この記事があなたにとっての「小さなきっかけ」となり、同じ志を持つ仲間との出会いにつながれば、これほど嬉しいことはありません。
そのための最初の一歩を、私たちは心から応援します。

