The Biodiversity Plan – 生物多様性の23ターゲット発表!
2024.10.24
先日、COP16(生物多様性の国際会議)で、自然と動物と人間が地球で共生するための23ターゲットのデザインが発表されました。
サステナビリティの分野で、世界で関心が高まる分野はなんですか?」とよく聞かれます。
その答えの一つは、生物多様性の保護と再生です。
これまでの国際会議で決まったのは、2684字の難しい文章でまとめた「昆明―モントリオール生物多様性世界枠組み」です。そこで生まれたのが「The Biodiversity Plan(生物多様性計画)」。ロゴは、多様で豊かないのちと自然の中の幾何学的なつながりをイメージしデザインされています。
動物は、私たちが依存しているまさに生命の条件、つまり自然の環境循環の原動力です。生物多様性の損失を止め、再生するためには、政治家や専門家だけでなく、企業、学校、自治体、そして私たち個人としても行動を起こす必要があります。
そこで The Biodiversity Plan の詳細を表記した23ターゲットにも、SDGsと同じように魅力的なデザインと分かりやすいスローガンができました。
生物多様性の損失は、気候変動と並んで私たちが直面する最も緊急の問題です。過去50年間で、私たちはすでに世界の動物の数の73%という驚くべき数を失っています。私たちはCO2排出量を削減しなければいけないことはすでに知っていますが、2030年までに人と地球のために自然の損失を止め、その状況を反転させ、自然を回復の道筋にのせていく必要があることをまだ多くの人は認知できていません。
そこで、南米のコロンビアで開催中の国際会議COP16で、私たちの友人でもあるJakob Trollbäck氏(SDGsのロゴデザイナー)が手がけた生物多様性のための23ターゲットのデザインが発表されました!
さて、あなたやあなたの組織は、これからどうこの23ターゲットにむけた活動を行いますか?