3月8日付日経新聞朝刊の特集『Biz Frontier 進化する工芸品』で、弊社のバナナペーパーを取り上げていただきました。

サステナビリティを切り口とした日本伝統工芸である和紙技術の可能性や今後の展望、および事業の中で弊社が大事にしている、「Made with Japan（メイド・ウィズ・ジャパン）」の精神をご紹介いただいています。

特集テーマは「用の美」。伝統工芸の中には、日常的に使われることで、その良さが引き立つものが数多くあります。

バナナペーパーはまさにその一つで、紙という日常に欠かせないものだからこそ、和紙の技術の背景にある、自然が再生する速度を考慮した原料選びと生産工程、作り手への配慮などが、これからますます価値を持つと考えます。

基本的に、紙はサステナブルな素材としての可能性がとても高いものです。

しかし真のサステナビリティを実現するためには、適切な森林管理や、森の生物多様性への配慮、生産時の化学薬品による環境や健康への影響評価などが求められます。

日本に長く伝わる和紙の技術と知恵に学びながら、これからもサステナブルな紙づくりにむけたチャレンジを続けたいと思います。