LECTURE: FridaysForFuture オンラインレクチャーを開催しました
2020.04.07
We’ve held an OnLine lecture for FridaysForFuture Japan, with participants from FFF Hiroshima, Kyoto, Nagasaki and several other cities.
今、世界中で気候変動防止のムーブメントをしている若者団体Fridays For Future。今回は、日本で活躍するFFFメンバーを対象に『Climate Smart – 気候賢い暮らしのためのルール ~グレタの国スウェーデン人が知ってる常識とは~』Zoom レクチャーを行いました!
以下、まとめと参加者の一部からの感想です。
スウェーデンの内容はタイトルにもあるように、スウェーデンでは常識とも言える環境循環のルールについて。
環境問題には、森林伐採や絶滅危惧種問題、気候変動や貧困問題などさまざまにありますが、このような問題に対して解決方法は2つあるということを提示しました。一つは、まさにSDGsのような人間が決めた解決策、Human Solution(人間の解決)、そしてもう一つは Nature Solution(自然の解決)です。
後者に関してはTechnical-Cycle(テクニカルサイクル)とBio-Cycle(バイオサイクル)、地上と地下の原則を表した図を中心に説明しました。また、「還すことができる以上に取らない」、資源を使う時は「地下からよりも地上から」、また「生物多様性の保護」ということが、環境問題解決のためのレシピであることをお話しました。
最後は、積極的に活動を行っている参加者の皆さんにサステナビリティ・コミュニケーションにおける「2・6・2の法則」を用いてエールを送り、Q&Aタイムではインタラクティブな時間を過ごしました。
参加者からの感想
「地上地下」の原則は役に立つ情報でした!!!気候変動とか環境に「正しい」ことをするのってこんなにシンプルなんだ!と思うほど、ルールがはっきりしてる。だから分かりやすいし、見分け方も簡単なので気軽にまわりの人に紹介できると確信!何気なくしている選択の際に役立てたいです。(B.S)
2.6.2の法則は感覚的には分かっていたけれど、数値までは分かっていなかったので勉強になった。(K.O)
2:6:2の法則や、SDGsが2030年に向けた世界各国の約束事であること、またその詳しい各ターゲットの内容について、そしてスウェーデンで常識として資源循環の考え方が根付いていることはこれから役に立つ情報だと思った。(E.K)
今回勉強会に参加させて頂いて、自分自身の圧倒的な知識不足を痛感したので、まずはもっと進んで”知る“ことから始めなければと思うことができました。また、今までレシピが分かってなくて口先だけで言うことも多々あったので、そのレシピを教えて頂いたことにより、自分がこれから何をすれば良いのか少し見えてきました。まずは、ゴミを極限まで出さない生活を送ってみたり、私の市ではゴミの分別が燃えるゴミと燃えないゴミが一緒になっているので、そのような状況をどうしたら変えていけるかなど考えていきます。“1人の力は大きい!“と繰り返し言われていて、すごく勇気をもらったので、自分の力を信じてアクションを起こしていきたいです。(A.I)
Fridays For Future
※グローバルホームページ: www.fridaysforfuture.org
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