Our nighttime guests 深夜の訪問者
2012.08.05
ザンビア、エンフエの村の魅力のひとつはサウス・ルアングア国立公園。たくさんの野生の動物たちが住むサファリがそのままの形で保護され残されています。人間にとって、そして動物たちにとっても宝物のような場所です。
でも同時に、野生動物たちとともに暮らすたいへんさもあります。
ここでは調理に薪を使います。薪木は女性や子供たちが茂みに入って探しに行くのですが、その時に運悪く野生の象に遭遇し、襲われてしまうのです。毎年10人から15人がこの村で象に襲われて亡くなっているとのこと。命をつなぐ食事用の薪木のために、命を落としてしまうのです。
私たちが今宿泊しているワイルド・ライフ・キャンプのロッジには、”Important notice”として、こんな注意書きが置かれています。
1. Keep away from wild animals – they are dangerous!
(野生動物には近づかないこと。とても危険です。)
(中略)
4. Do not walk around the camp after dark.
(日没後はキャンプ内を歩き回らないこと。)
(後略)
8月1日深夜3時半、ペオと聡子が宿泊しているロッジに訪問者がありました。 象の親子です。写真だとても可愛いく思えてしまいますが、they are dangerous! 夜は動物たちの食事の時間。人間は外出を控えましょう。
*ペオと聡子が宿泊しているロッジの横を通り、バルコニーから覗き込む象の親子
カーテンの隙間からそっと覗いていた聡子と目が合った瞬間です。