2017-12-15

WHO 日本とアフリカの協働

バナナペーパーは、アフリカの農家、最貧困層の村の人々と、日本の和紙工場、印刷会社、紙製品メーカー、サステナビリティ専門家とのコラボで生まれた、フェアトレード認証の紙です。野生のシマウマ・キリン・ゾウが自由に歩くアフリカ南部の国・ザンビアの村から始まりました。

① Farmers  バナナ農家と共に

バナナ農家の2人、NicksonとJonathan。

現在40ヶ所以上のバナナ農家と取引をしています。バナナペーパーの基準の一つは「有機栽培」のため、オーガニックバナナ農家のみと協力しています。もう一つの基準は「ゴミを資源に。付加価値を生む」こと。
世界の125ヶ国以上でバナナは生産されています。バナナの収穫時には、次の新たな果実が育つように、古い茎は切り捨てられます。その茎は主に廃棄物となりますが、そこには紙づくり使える繊維が入っています。そこで弊社では、通常捨てらていれる茎を買い取り、紙の原料にしています。バナナ農家は最貧困層のため、果物 + これまでの「廃棄物」の両方を販売することによって、収入が上がり、生活の支援になっています。

② Village  村の人たちと共に

村の人々が繊維取り・乾燥・梱包を行う。

アフリカの貧困層の女性・男性と共にバナナペーパー事業を行っています。メンバーの多くはこれまで長期的な仕事に就いたことがありません。その結果、家族を支えるため、違法の森林伐採や密猟者になることもあります。そこでフェアトレードの仕事として、2011年、村の女性たちと一緒にバナナペーパープロジェクトを始めました。バナナペーパーは、環境面、社会面で多くの利点があり、世界が目指す「SDGs」(持続可能な開発目標)の17目標すべてにつながっています。フェアトレードの基準に従い、サプライチェーンでのトレーサビリティ(顔が見える紙づくり)の徹底を目指しています。バナナペーパーを通じて、ザンビアではすでに500人以上の暮らしが直接または間接的に支えられています。弊社は2016年に日本初のフェアトレード認証の紙プロデューサーになりました (WFTO – 世界フェアトレード機関)。

③ Japan  日本の和紙工場と共に

和紙の工場。

Made in JapanからMade WITH Japanへ!バナナペーパーの紙の生産は、越前和紙の工場(2ヶ所)で行なっています。1500年以上続く和紙の歴史がある越前で、自然と調和する紙づくりの精神とノウハウが活かされています。現在、「バナナ繊維 + リサイクル紙 (配合率: バナナ20%以上)」と「バナナ繊維 + FSC 森林認証パルプ (配合率: バナナ5%、FSC95%)」の紙があります。FSCとの配合の紙は、世界初のバナナ繊維 + FSC の紙です。なおFSCパルプは、約半分がリサイクルFSCです。バナナペーパーや和紙生産の工程は、一般の紙(洋紙)に比べて半分から3分の2のため、水・エネルギー・化学物質の使用量が少ないことも特徴です。また、日本の伝統的な和紙文化の継承にもつながります。2017年からは、ザンビアでも和紙技術による手すきの紙づくりトレーニングを開始しました。越前和紙の専門家をザンビアに招き、技術や紙づくりの精神を教えていただきました。

④ Products  紙製品メーカーと共に

東京の展示会で集まった協議会メンバー – 日本全国の印刷会社、紙製品メーカー、環境専門家 –

バナナペーパーを広げるため、日本の印刷会社や紙製品メーカーと協働しています。日本全国の印刷会社、紙製品メーカーと共に、ワンプラネット・ペーパー®︎協議会を設立し、様々なバナナペーパー商品の開発を行なっています。目標はサステナブルな紙、紙製品づくりの普及です。協議会では、フェアトレードやサステナビリティ全般に関する情報共有も行なっています。

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⑤ Experts  サステナビリティの専門家

アフリカの生物多様性、日本のCSRコンサルティング、国際環境ビジネスネットワーク運営などの背景をもつ株式会社ワンプラネット

弊社はバナナペーパー事業をスタートし、現在のビジネスモデル、サプライチェーン、ブランドを確立しました。私たちは20年以上の環境・サステナビリティのコンサルティング、人財育成、事業開発の実績があります。2016年、弊社は日本初のフェアトレード認証の紙プロデューサーになりました。WFTO – 世界フェアトレード機関 – による認証です。現地ザンビアと東京オフィスで監査を受けています。

弊社プロフィール

フェアトレード認証について

 

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