2017-12-15

WHY なぜバナナペーパー?

世界で消費される紙の量は、毎日100万トン以上 *1。 その約90%が「木」を原料としています *2。日本人一人当たりの紙の使用量は200kg以上/年。世界の経済発展に伴い、紙の消費量が増加する一方、木の再生が追いつかず、世界では毎年日本の面積の約3分の1にあたる広さの森が失くなっています *3。

森にすむ絶滅危惧種への影響 (トラ、ゾウ、オランウータンなど)、生態系の破壊など、さまざまな環境問題が起きています。また食料、燃料、現金収入などを森林資源に頼る途上国の人々にとって、貧困問題の深刻化にもつながっています。
出展:*1 と*3 WWF2008-2010年 / *2ワールドウォッチ研究所2004

国連によるサステナビリティの3つの柱 「環境、社会、経済」すべてに配慮したバナナペーパー

解決策の一つとしてリサイクルペーパーやFSC認証の紙がでてきましたが、紙が環境や社会に貢献できることはもっとあると考えています。
そこで新しい時代の紙として誕生したのが、生産者の顏が見える紙「バナナペーパー(商品名:ワンプラネット・ペーパー®)」。
あなたの紙を作っているのは誰ですか?どんな生活をし、近くの森にはどんな動物がすんでいるでしょう。「顔が見えない紙」から「顔が見える紙」へ切り替えませんか。

通常、木が十分な大きさに育つには約10年〜30年かかります。一方、バナナの木(植物。正確には「仮茎」と呼ばれる)は、わずか1年で成長します。しかもバナナが実をつけるのは、1本の仮茎に1度だけです。バナナの収穫時には、次の茎に栄養が渡るため、古い茎を切らなければなりません。切った茎は1年以内に再生し、新しいバナナが育ちます。

ザンビアでのオーガニックバナナ畑、バナナの茎、野生動物。

私たちのバナナペーパー「ワンプラネット・ペーパー®(商品名)」 は、ザンビアのオーガニックバナナ畑で通常捨てられる茎の繊維を利用し、日本の和紙工場で古紙を加え、質の高い紙を作っています。このエキサイティングな新しい紙は、途上国の貧困解決だけではなく、日本の伝統技術の継承や雇用創出にもつながる可能性があります。

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