2017-09-12

SDGs 17目標につながる視察ツアー

弊社の視察ツアーは、サステナビリティと「持続可能な開発目標」(SDGs: Sustainable Development Goals)を基礎としたプログラムです。

世界が目指しているSDGs – 持続可能な開発目標 – は、貧困、環境、不平等、経済などの問題に関する17の目標です。弊社の視察ツアーではこの17目標すべてを指標とし、統合したプログラム企画を行なっています (イラスト1)。

各ツアーではできるだけ多くのSDGsのピースをカバーしています。カスタマイズの企画では70%〜80%をご希望の研修テーマに合わせた上で、サステナビリティの理解を深めるためのピースを加えてご提案します。下図は、「再生可能エネルギーの専門視察ツアー(左下)」 と「小売関係者向けの専門視察ツアー (右下)」の事例です。

SDGs国際ランキング

SDGs国際ランキング1位のスウェーデンで成功の鍵の1つは、「Holistic Thinking」(包括的考え方・全体像の理解)です。SDGsの17の目標は様々な問題の寄せ集めと捉えられることもありますが、その関係性、つながりをシステム思考で考えることがとても重要です。

下図は、スウェーデン出身で環境学者のヨハン・ロックストローム氏が提唱する「SDGsケーキ」です。安心、安全が確保された社会と、持続的に成長する経済の基盤となっているのが生態圏であり、人類の生存と発展のためにもここに関連する目標は科学的に妥協ができないと強調しています。

国連のサステナビリティの定義である 「環境、社会、経済」は個別に取り組むと失敗する可能性が高くなります。「環境」- SDGs目標6、13、14、15 – が守られることで、安心・安全な「社会」が実現し、「経済」が健全に成長します。逆の流れではないのです。

スウェーデン と ザンビア – SDGsとの繋がり

スウェーデン視察ツアーでは主にサステナビリティに関する技術、イノベーション、コミュニケーションを中心としたソリューションを紹介します。ザンビア視察ツアーでは、主に人(貧困)と自然(野生動物)の現状を紹介し、これからの発展のあり方について発想を広げる機会をご提供します。

 

 SWEDEN スウェーデン

SDGs国際ランキング1位のスウェーデン 結果一例:

SDG #13   「気候変動」 → CO2はすでに26%削減 (1990年〜2016年)
※国の目標: CO2を100%削減する

SDG #8,9  「経済」 →   GDP成長率 58%  (1990〜2016年)。世界イノベーションランキング2位

SDG #3    「健康」 →   家庭ゴミのリサイクル率 99%

SDG #2    「食べ物」 → 国の目標: 食品ロスを50%削減 (2017年: 32%削減達成)

SDG #7    「エネルギー」 →   国の目標: 2020年まで石油ゼロ
2017年: 電力の2%以下は石油。65%はグリーンエネルギー

SDG #5    「男女平等:」 →  企業の取締役の32%は女性

SDG #10  「不平等の是正」 →  LGBT認証システム導入
(認証された幼稚園、企業、老人ホーム、自治体など)。

SDG #12  「つくる責任、つかう責任」 → 環境・サステナブルラベルの認知度: 90%以上

※出典: スウェーデン政府Webサイト、欧州委員会、 Swedish Institute, 北欧認証ラベル協会など /2015年〜2017年。

 

 ZAMBIA ザンビア

SDG #1,2    「貧困・飢えをなくす」→ 人口の54%は貧困層、41%は最貧困層。自然保護やオーガニック農業の活動の成功事例が数多くある

SDG #8,9 「経済」→ ソーシャルビジネス、フェアトレードの成功事例。野生動物保護に投資される1ドルにつき10ドルの経済効果が生まれている

SDG #10 「不平等の是正」 → 73の部族やキリスト教・イスラム教・部族宗教も調和し共存

SDG #13 「気候変動」→ 一人当たりのCO2排出量200kg/年(日本の45分の1)のため、持続可能な発展の可能性がある

SDG #15 「陸上のいのち」→ 37%の国土面積が動植物を守る自然保護区・国立公園。世界初のサステナブルな国立公園がザンビアにある(絶滅危惧種の野生動物の保護)。

SDG #16 「平和」 → ザンビアはイギリスから独立以来、戦争や内戦を起こしたことがない (1964年以降)。

※出典: ザンビア政府の統計 (Zamstat)、世界銀行 (World Bank) /2015年〜2016年。

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